肩関節周囲炎(五十肩)/ 腱板損傷・腱板断裂 |
五十肩はそのうち自然になおるという方もいますが、腱板に石灰が沈着する“石灰沈着性腱板炎”の場合には、何の前触れもなく急に肩に激痛がおこり、まったく腕を動かせなくなることもあります。
重い荷物を持ち上げた拍子に「腱板損傷・断裂」を起こす場合もあります。
これを自然になおるタイプのいわゆる五十肩と勘違いしてしまうと大変厄介です。
痛むので動かさない→癒着が進んで肩関節の動かせる範囲がどんどんせまくなってきます。
動かせる範囲がせまくなった肩関節を使おうとすると角度によって痛みがもっと強く感じる
→さらに動かさなくなる。
そうすると癒着がどんどんと進みもっともっと動かなくなる。この負の連鎖を止めることが重要です。
そのうち自然になおるタイプの四十肩だと決めつけず、症状にあわせた的確な治療をすぐに始めなければなりません。
運動不足の方や体を冷やしてしまっている方などは、筋肉や腱がこわばりやすく関節が強く固まってしまい四十肩を長引かせることになります。
痛みがある間は、できるだけ負担になる動作はひかえ、痛みが落ち着いてきたら徐々に動かすようにします。
痛みがおさまってからも肩の関節運動を避けてばかりいると
組織の癒着が進んでしまい、腕が上がらなくなってしまいます。
症状に合わせた的確な治療を始めることで、痛みを軽くし、早く治すことが出来ます。
治療方針1 |
トランスレーション理論におけるアプローチで軸をポイントにした対象組織の伸張と滑走の回復を促す。
拮抗筋の強弱による筋肉の協調性を整える。
ハイパーテンションになった組織を緩める。
MET(マッスルエナジーテクニック)、スクイーズ等の理学療法と
鍼灸治療の融合で早期回復のプランを組み立てております。
治療方針2 |
肩甲骨周辺筋の硬結部、上腕前部の筋硬結部、上腕外側の筋硬結部、添わせるように施鍼します。
そこに通称パルスという鍼専用の電気治療器で直接電通します。いわゆる電気バリです。
肩の拘縮具合によって十数分電通し、軸をポイントに関節を動かし、早期回復を促します。
治療を受けた方の声 |
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