逆流性食道炎

逆流性食道炎とは胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流することで食道に炎症が生じる疾患です。食道と胃の境目には“下部食道括約筋”と呼ばれる筋肉があり、食道を通った飲食物が胃へ流れ込むとき以外はきつく閉じられているため、通常は胃の内容物が食道へ逆流することはありません。ですが下部食道括約筋が緩むことで胃の内容物の逆流が生じることで発症します。胃は耐酸性の構造になっていますが、食道は耐酸性ではないので炎症をおこしてしまいます。食道に炎症が生じると一般的には胸やけ、呑酸(酸っぱいものが上がってくる)、食後の胸痛などの症状が現れます。医師による投薬を長く受けても改善しないケースは慢性上咽頭炎が疑われます。慢性上咽頭炎でもなく、症状が改善されない場合は、自律神経のバランスの崩れにより、下部食道括約筋が緩みっぱなしになり、回復に至らないケースが多いと思います。
このような場合、”自律神経へのアプローチができる東洋医学の出番” ではないでしょうか。
 

  治療を受けた方の声

 

 40代 男性 W様


胸やけや胃痛がつらく逆流性食道炎と医師に診断され薬も飲んでいますが、満足に食事もできず、なかなか良くならないので友人に紹介され受診してみました。治療の説明をうけ、肩と背中、おなかと両足に温灸をしてもらいましたが、1回で驚くほど良くなりました。その後何回か治療を受けたくて通院しましたが、今ではすっかり良くなって普通に生活しています。