ギックリ腰

 
 
ぎっくり腰とは、咳やくしゃみ、重い物を持ったなどのきっかけで突発的に発症する腰痛を指しますが、背骨・骨盤のねじれや筋肉の炎症など、患者様によって原因部位は異なります。いっしんどうでは痛みの根本原因となる部位を正確に見つけ出し、一人ひとりに合った適切な施術を行います。
 

　　治療

 
ぎっくり腰の原因の一つに骨盤を形成している仙骨と腸骨の関節であるウェイトベアリング（WB）といわれる部分の耳状面損傷で起こるケースがあり、この部分が原因の場合、腰に体重がのせられなくなります。
損傷の修復を早めるためにはWBの整復が不可欠です。ただギックリ腰の激痛で動かせない状態でそれを行うのは現実的ではありません。そこで鍼の出番です。
いわゆる腰の特効穴に鍼を打ちながらですとWBの整復が苦痛なく施せます。
結果、WBが原因で立てずに這った状態で来院された方は、体重がのせられるようになりますから、歩いてお帰りになります。
 
もうひとつは仕事やスポーツによる蓄積した疲労などが原因になっている筋・筋膜の損傷によるケースもあります。
痛みの発生源となっている筋肉に直接アプローチし緊張を緩めるための鍼取穴を行い、
強い痛みによる過緊張を起こしている筋肉にスクイーズ手技をすることで生じた電位を交感神経線維に沿って逆流させ、
中枢から流れてくる運動の信号とぶつかり合わせることで電位を相殺し、緊張を緩和させる。
鍼と手技療法の融合により早期の改善が見込めます。
 

　　治療を受けた方の声

 

50代男性　K 様


以前、変な姿勢でペットボトルをとろうとした瞬間にギクッときました。それから動けなくなってしまって。這うようにしてやっとの思いで嫁さんに車で送ってもらい治療を受けました。

手にハリをうちながら腰を押されているうちに少しずつ動けるようになり、そのあと立てるようになったので驚きでした。治療後は歩いて車までいけましたし、大変助かりました。

その後、何回かの治療で痛みはスッキリなくなり、日常生活でのアドバイスもして頂いたので、今ではすっかり良くなっております。

もしも、また痛めてしまったときは、頼りにしていますのでよろしくお願いします。