潰瘍性大腸炎(UC)

潰瘍性大腸炎は
主に大腸粘膜に炎症などにより潰瘍やびらんができる原因不明の非特異性炎症性疾患。
血便を伴う下痢や激しい腹痛などの症状が現れる。
発症原因が不明であることや、
寛解期と再燃期をくりかえし、
重症化すると大腸摘出手術が必要になったりする指定難病です。
 
5-アミノサリチル酸製剤を服用し、炎症は抑えているものの、腸内環境が悪いため、ガスや便がたまりやすく、悪循環になってしまい、医師に寛解期と言われるが、異常な排便回数、微熱、腹痛、等の
悩ましい症状の改善には至らず、悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
 

 当院のアプローチ

当院の潰瘍性大腸炎の治療は下記を目的に治療を行います。

1.大腸の粘膜の状態を改善

大腸の内側の粘膜は常に傷つきやすい状態です。特に、直腸・S状結腸は、曲がる部分で大きな負担がかかりやすく、潰瘍性大腸炎は、直腸及び、S状結腸に出やすくなります。炎症や潰瘍を起こしている部分は、血流も悪くなっています。当院では、大腸の粘膜を改善するツボやエリアに、やさしい鍼灸治療を行い、潰瘍性大腸炎の症状の改善を目指します。

2.免疫機能を正常な状態に戻す

潰瘍性大腸炎の原因には、免疫機能の過剰反応があります。本来、免疫機能とは、自身を守るために働きますが、何らかの原因で、この免疫機能に異常をきたします。これにより、自身を攻撃してしまいます。特に大腸は、デリケートな部分ですから、炎症をおこし、潰瘍性大腸炎の症状が出やすくなります。免疫機能を正常に戻すことは、潰瘍性大腸炎の症状改善にはとても重要です。

3.自律神経バランスを整えなおす

潰瘍性大腸炎の原因として、ストレス、疲れ、頑張りすぎ、不安感などがあります。潰瘍性大腸炎の症状でお悩みの方は、症状によるストレスも大きくなり、自律神経の機能バランスが乱れます。自律神経のバランスを戻すことは、潰瘍性大腸炎の治療には欠かせません。大腸への薬物的な治療だけでなく、全身的な治療が必要ですし、潰瘍性大腸炎の改善には非常に重要です。

  施術を受けた方の声

 

  30代 男性 K 様

 
7~8年前に潰瘍性大腸炎と診断され、
当時からアサコール、今はリアルダになりましたが、ずっと服薬を守り、4回ほど「Lキャップ療法」という血液を入れ替える治療も受けてみましたが、きつい症状から解放されるのことはありませんでした。指定難病だし、やはり不治の病かと悩み、ほとんどあきらめていました。
たまたま何かで読んで東洋医学が効くかもと思いたち、そうだ、交通事故のむちうち治療でお世話になった石川先生がハリもやってたな。と相談してみたところ、はりきゅうは、効果が高いケースが多いよと言ってもらったので、週に一回、治療をうけました。
先生とトークが弾みアッという間に治療が終わるパターンだけど、じわじわ効いてきて10回目くらいからは、
一番ネックだった排便回数がずいぶん減り、腹痛もなくなりました。感動です。もう病院も薬もやめようと言ったら、石川先生にとめられたので、もう少し様子をみようかなと考えてます。とにかく排便回数が減ったことで、
ポジティブ思考になってきたと、ご報告します。
先生ありがとうございました。