肩こり・頭痛 |
肩こりを訴える方の多くは、病気が原因ではない「本態性肩こり」です。 原因ははっきりしておらず、姿勢の悪さや運動不足・冷え・ストレス・過労・寝不足などが要因と考えられています。 また、ストレスを受けやすい方・デスクワークの多い方・なで肩の方は肩こりになりやすい傾向にあります。 実際に日々肩こりの方を治療する際、姿勢に異常が見られること多くあります。 また、東洋医学の視点で見ると、肩こりを訴える女性の多くに冷え症が認められます。 二次性肩こりは「本態性の肩こり」とは異なり、病気の症状の一つとして現れます。 原因となる病気は、変形性頚椎症や四十肩、五十肩、噛み合わせの異常や歯のくいしばりなど様々です。 頭痛もその一つで片頭痛発作や緊張型頭痛があると肩こりは中々良くなりませんので、頭蓋骨を包んでいる頭部の筋肉の緊張状態も影響します。 また、貧血や動脈硬化症による血行不良は、血液の酸素を運ぶ力が低下し、酸素不足になることから筋肉を疲労させます。 この状態で同じ姿勢をとり続けると肩がこりやすくなります。 筋肉の疲労による肩こりは血行を良くすることで解消できます。 入浴の際に浴槽やシャワーで肩や首をよく温めることが、一番手軽な方法です。 また、ストレッチも効果的です。気持ちよさがあっても、痛みを感じる場合は伸ばしすぎなので、軽く伸ばすようにしましょう。 ストレスをため込まない、目の疲労をとる、バッグをいつも同じ側の肩にかけない、長時間同じ姿勢を続けない、体を冷やさないなどを心掛けると、肩こりの予防や症状の軽減につながります。 肩こりは普段の姿勢も大きく影響するため、日頃から正しい姿勢をとるよう心がけましょう。 正常な首の骨は緩やかなカーブを描いており、このカーブが重い頭を支えて衝撃を吸収する役割を果たしています。 しかし肩こりの症状が出ている方は、首の骨がまっすぐになっているケースが見られます。 この状態をストレートネックと呼び、カーブがなくなり衝撃が吸収されないことから、頭を主に首の筋肉で支えることになります。 そのため、慢性的な肩こりや頭痛などの症状を引き起こします。 |
治療 |
上記2タイプの状況を踏まえ治療法の一例として先ずスクリーニング検査で姿勢をチェックし、状態に合わせて骨盤を矯正します。 続いて筋肉の状態に応じて湿温熱を加えながらスクイーズとうい手技療法で筋肉を緩めます。 そして頸椎の矯正ストレッチを行い、「最後に症状の強い部分と経絡調整の為のツボに鍼を施します」 一連の施術後、効果が出ているかを確かめるとともに再度立位で骨盤(WB)のコンディションを検査します。 以上が一例の施術フローになりますが、 ”交感神経をゆるめるための、ハリ施術がもっとも重要”と考えており、 これをしないと、根本的な症状改善には至らず、その場しのぎになってしまいます。 |
治療を受けた方の声 |
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治療を受けた方の声 |
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